中高年求人選び方ガイド【最新版】

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変化している中高年の求人

1、中高年の求人に見られる変化

 日本の中高年の求人にも、大きな変化が見られ始めています。日本は終身雇用や年功序列などの独特な雇用制度で、戦後の驚異的な経済成長を成し遂げてきました。またテレビや冷蔵庫などの家電商品でも日本製は、品質の面でも世界に認められるブランドにまで成長しました。しかし近年は韓国や中国の台頭で、日本の家電商品は世界の市場で苦戦が続いています。

 さらに2008年に起きたリーマンショックや、円高傾向が続き自動車メーカーをはじめ輸出産業も苦戦を強いられてきました。このように日本も他の国と同様に、グローバル経済の影響を大きく受けてきました。国内でも急速なスピードで進む少子高齢化で、物がだんだんと売れなくなり新たな市場を求めて多くの企業が海外へ進出しています。

 終身雇用や年功序列などが崩壊し始めたことで、40代や50代の中高年の方々がリストラにあっています。その一方で中高年の求人にも変化が見られこれまで新卒の採用だけを行い、殆ど中途採用を行ってこなかった大手企業でも、高い専門性がある職種に関しては積極的に求人を始めています。それも高いスキルや経験に英語などの、語学力を求める求人が目立っています。

2、中高年の強みを活かす

 40代や50代の中高年でも20代や30代の若い世代と同じようなスキルや、実績しかなければ再就職や転職も厳しいと言わざるを得ません。やはり若い世代にはないような専門性が高い、スキルや経験が中高年の強みのはずです。また今の時代は新たな発明や商品の登場で、ビジネスのスタイルが変わることも珍しいことではありません。例えばインターネットの登場で通販のスタイルも大きく変わり、スマートフォンの出現で任天堂などのゲーム業界も異変が起きています。

 インターネットやスマートフォンを活用することで新たなビジネスが生まれていますが、新規事業の立ち上げなどはやはり若い世代には難しく経験豊富な中高年の力が必要です。どんなに能力が高かったりやる気があっても、若い世代には困難を何度も乗り越えたような、経験やしたたかさはありません。またこれまで作り上げた人脈なども中高年の強みで、その強みを応募書類や面接でアピールすることができれば、再就職や転職もグッと近づいてきます。

3、企業が求めている中高年の力

 中高年の方々であればこれまで社会人として20年以上は仕事を行ってきたわけですから、高い専門性があるスキルや経験を持っている方が多いはずです。しかし企業が中高年の方々にさらに求めているのは、マネジメント力やリーダーシップ能力です。マネジメントとリーダーシップというこの2つの言葉はある意味でよく似ているため、混同して使われることもありますが明らかに違います。

 マネジメント力とは部下を単に管理するのではなく、業務がスムーズにいくために部下の能力をどのように高めていくかです。つまり部下に気持ちよく働いてもらい、会社の業績をアップさせる能力です。マネジメント力に対してリーダーシップは逆に、自分が先頭に立って行動し問題や難局を乗り切る力です。リーダーシップが求められるのは、今の時代のような激動の時期です。大胆な判断力と行動力が求められますが、この2つの力はどちらも、一朝一夕に身に付くものではありません。

4、転職サイトがお勧めな理由

 転職活動を行う場合に大事なことは求人媒体の選び方ですが、求人媒体にも紙媒体の新聞の求人の広告や求人誌やハローワークなどがあります。新聞の求人の広告や求人誌はウェブ上の転職サイトに比べると、求人情報の量や鮮度の点で劣るのは否めません。またハローワークは地元の中小企業の求人情報が中心なので、もし大企業やベンチャー企業の求人情報を探すのであればやはりウェブ上の転職サイトがお勧めです。

 転職サイトにも職種や給与などの自分が希望する条件で検索するタイプに、人材紹介会社が運営する転職サイトと大きく2つに分かれています。自分で検索するタイプの転職サイトにもこれまでのあなたの実績やスキルなどをウェブ上にアップすれば、それを見た企業やエージェントからオファーが届くスカウトサービスなどもあります。また人材紹介会社が運営する転職サイトの場合には専任の担当者が付き、その担当者が履歴書や職務経歴書の添削なども行ってくれます。もちろん仕事の紹介も行ってくれ、面接セミナーなども無料で受けることができます。

5、転職サイトを利用して成功した事例

 私は機械設計のエンジニアでしたが、中国などの製品に押され、勤めていた工場が閉鎖しました。最初はハローワークでも仕事を探していましたが、年齢的のこともあり採用してくれるところは1社もありませんでした。途方に暮れていましたが人材紹介会社が運営する転職サイトに登録したところ、担当者から何社か求人の紹介を受けその中に1社で採用が無事に決まりました。本当に感謝しています。(U.Fさん 54歳)

 U.Fさんの場合はエンジニアとしてのこれまでの実績やスキルが認められ、若手のエンジニアの指導者として中堅の工場で働くことができました。履歴書や職務経歴書などの書き方もよく分からなかった植草さんですが、実直な性格を転職サイトの担当者が求人先の企業にアピールしてくれたこともあり再就職することができました。喋ることが苦手な植草さんでしたが、担当者とマンツーマンで面談の練習を何度も行い無事に合格しました。

 大手のアパレル会社で管理職でしたが、売り上げが年々なかなか伸びないなかで、ストレスで体調を壊しました。暫く入院してまた職場に復帰しましたが、会社が私を見る目は厳しいものがあり初めてこの時に転職を決意しました。直ぐにインターネットで転職サイトを検索し、その中の何社かに登録しました。そして3ヵ月後にその中の一つから紹介された、企業で内定が決まりました。新規一転また、頑張るつもりです。(M.Sさん 48歳)

 M.Sさんの場合は違った転職サイトにいくつか登録して転職活動を行いましたが、タイプが違う転職サイトを利用することで求人の選択肢も広がります。ただあまり多くの転職サイトに登録して転職活動を行うと、後の対応が大変になるので2~3つの転職サイトに登録されることをお勧めします。

6、終わりに

 中高年の求人もこれまで以上に企業は、高いスキルや経験を求めています。それに加えて英語などの語学力やマネジメント力や、リーダーシップ能力なども中高年の場合は採用の大きなポイントになっています。今までのように真面目で一生懸命に仕事をするだけでは、転職や再就職することが困難な時代です。中高年の求人で何が求められているかを把握して、それに備えることが転職や再就職に成功する秘訣です。大変な時代ですが最後まで諦めずに、自分を信じて転職活動を行い勝利を手にして下さい。きっとあなたの素晴らしいスキルや経験を求めている企業があり、新たな職場で再び輝かれることを強く願っています。頑張って下さい。

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公開日:
最終更新日:2015/02/27